|
タイトル: | 持続可能な社会の創造における分野横断の重要性 |
概 要: | いま、人間による活動は地球の限界を超えようとしており、持続可能な社会への迅速な転換が必要です。地球の大きさに対して人間活動が相対的に大きくなってきている現代には、個々の技術やサービスの研究開発・実装や市民の行動変容も当然重要ですが、それら1つ1つの行動が全体に与える影響を常に意識することが求められており、分野を超えた専門家、市民の協働が不可欠です。持続可能な社会の創造には、これまでの枠組みの中だけでの取り組みでは不十分なのです。分野横断の重要性を実体情報学コースで学んだ身として、いま考察していることを共有します。持続可能な社会の創造に必要な要件とは何なのか、一緒に考えてみましょう。 |
講演者 略歴: | 1993年生まれ、2011年3月私立早稲田高等学校 卒業、2015年3月早稲田大学創造理工学部総合機械工学科 卒業、2017年3月早稲田大学大学院創造理工学研究科総合機械工学専攻 修士課程修了、2020年3月同専攻 博士後期課程修了、博士(工学)。その間2015年4月~2020年3月文科省博士課程教育リーディングプログラム「実体情報学博士プログラム」所属、2017年8月~2018年1月スウェーデン王立工科大学 Visiting researcher、2018年4月~2020年3月日本学術振興会 特別研究員、2020年4月東京大学総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座 特任研究員、2021年4月(~現在) 東京大学未来ビジョン研究セ ンター 特任助教。 研究分野:機械工学、熱工学、伝熱工学、ライフサイクル工学、地域循環共生圏、サーキュラーエコノミー |