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タイトル: | ビッグデータを利用できないとき,AI技術をどう開発・運用するか?~第一次産業支援に関する事例紹介~ |
概 要: | 第一次産業従事者の意思決定を支援する目的で人工知能技術を開発しようとした場合,ビッグデータを前提とすることは現実的ではありません.また,意思決定支援である以上,漁師や農家にとって直感的で結果を解釈可能でなければ使ってもらえません.本講演では,これらの要件を同時に満たす技術を構築・運用するためのアプローチと,水産業や畜産業従事者の意思決定支援に適用した事例を紹介します. |
講演者 略歴: | 小川哲司先生
早稲田大学基幹理工学部情報通信学科教授.産業技術総合研究所人工知能研究センター客員研究員.データを用いて人の経験や勘・コツを言語化する技術,パターン認識・機械学習に基づくシステムを持続可能にするための技術,それらの基礎となるメディア情報処理技術,パターン認識・機械学習の要素技術について研究を行っている.
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