|
タイトル: | デジュール国際標準化の役割,実態,その活用 – IoT,スマートシティ等の標準化活動の経験から –
|
概 要: | 国際標準の必要性は,理工学分野に関わる者であれば漠然とは理解しているであろう.しかしながら実際には,国家戦略に基づいた争いや,企業のビジネスの最前線に関わる様々な思惑が交錯する場となっている.これを実感している者は少ないであろう.一方,オープンイノベーションや特許制度との関わりの理解も研究者にとっては重要である.最近の20年あまりの経験をもとに,これらを議論していきたい. |
講演者 略歴: | (株)日立製作所にて,約20年にわたる国際標準化活動の実務経験を有する.特に,ITU(国際電気通信連合),ISO/IEC JTC1(ISOとIECの連結組織)において各種委員会に参加し,世界各国の参加者との知己を得る.1980年 早稲田大学 理工学部電気工学科卒 1980年 (株)日立製作所 入社 通信機器の開発設計に従事する ~1999年 情報通信事業部にて渉外部門配属(国際標準化実務に関わる) 2001年~2016年 ITU/TSAG (ITU-T Advisory Group)に参加 2008年~2009年 ISO/IECJTC 1/Study Group on Sensor Networks に参加 2008年~2010年 ITU-T/Focus Group on ICT & Climate Change エディタ 2010年~2012年 ITU-T/Focus Group on Smart Grid の副議長を務める 2013年~2015年 JTC 1/SG on Smart Cities に参加 2014年~2017年 JTC 1/WG10(Internet of Things)に参加 2015年~2017年 ITU-T/SG20 (IoT and its application including smart cities)に参加 2015年 WSIS(Geneva) Country Workshop Japan にて講演 2015年 Centers of Excellence Network for Asia-Pacific Region Training on Green ICTs and Smart Grids (ITU-D in Bangkok)講師 2016年~2017年 ISO/IEC JTC 1/WG 11 (Smart Cities)に参加 2017年9月30日 (株)日立製作所を定年退職し独立,起業 |
講演記録 |