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タイトル: | 国際社会が求める理工系人材とは |
概 要: | 「国際機関で働くってどんなことなんだろう?」多くの学生は疑問に思うかも知れません。 開発分野において「気候変動」「グローバルヘルス」「テクノロジーとイノベーション」など様々な重要課題が地球規模で山積みであり、さらに政策面でも「保健・公衆衛生」「気候変動」「通信」「海洋」「環境」「防災」「知的所有権」「都市計画」「航空・海運」等々、実はサイエンスを専門的に理解している人材が必要な分野は数多くあります。 他方、国際機関や企業などでは、学問としてのサイエンスを一つの軸にしながらも、それと現実社会をどうつないでいくか、政治的な側面を理解してどのような枠組みを作ってどう動かすか、サイエンスが判らない人にもどう取り組んでもらうか、も非常に大切です。 文系の学生も含め将来グローバル企業に勤める方や研究者にとってもサイエンスの視点で国際社会がどうなっていくのかを知ることは重要なポイントです。 本特別講演は、国連最大の開発支援機関で、SDGs(持続可能な開発目標)を推進する国連開発計画(UNDP)のニューヨーク本部アフリカ局で日本とのパートナーシップを担当する小松原氏を迎え、現実の国際社会をどう生きていけばよいのかをひも解きます。 |
講演者 略歴: | 徳島県生まれ。 東京外国語大学卒業後、ロンドンスクールオブエコノミクス大学院で経済学修士号(国際関係論)を取得。 (社)日本経済団体連合会事務局、OECD(経済協力開発機構)民間産業諮問委員会(BIAC)事務局出向を経て2002年より国連開発計画に勤務。 本部アフリカ局カントリーアドバイザー、ガーナ常駐副代表等を歴任。現在はニューヨーク勤務。 2018年2月よりニューヨーク日本人国連職員会会長。 |