講師に、松井 龍哉 氏をお招きしてお話を伺い、交流、ディスカッションを行いました。
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タイトル: | 「ロボットデザイン 社会と技術を結ぶデザイン」 |
概 要: | ロボットのデザインは技術とシステムの生活様式への変換である。 研究が社会で活用される為にはデザインという具体性を必要とする。 デザインとは用途の仕様が、技術と相まって生まれる「力」の表現である。 デザインは技術、システム、生活様式、産業、市場に密接に関わってきた100年の歴史ある実証技術。 本講演では総合計画としての「デザイン」のあり方をロボットの社会での有用性や 様々なデザインプロジェクトの実例を基にお話します。 |
講演者 略歴: | フラワー・ロボティクス株式会社代表。日本大学藝術学部卒業。 丹下健三・都市・建築設計研究所、科学技術振興事業団・ERATO北野共生システムプロジェクト研究員等を経て、2001年より現職。 代表作にヒューマノイドロボット「PINO」や航空会社「スターフライヤー」のデザイン、ダンヒル銀座本店設計等。 その他ロボット「Posy」「P-noir」「Platina」「Polaris」「Polly」などの研究開発に注力。 マネキン型ロボット「Palette」では2009年グッドデザイン賞とドイツのIFデザイン賞を受賞。 2007年水戸芸術館, 2012年ポーラミュージアムアネックスにて個展。 その他 MoMA, ルーヴル美術館内装飾美術館など出展多数。 日本大学芸術学部客員教授 早稲田大学理工学部非常勤講師。 日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞審査員。 |