第8回コロキューム

日 時 12月18日(木)13:00~
場 所 実体情報学博士プログラム「工房」
※IPSとはTV会議システムによる中継を行います。
講 師 村上 明子氏(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所)
対 象 早稲田大学 理工学術院 修士課程学生、博士課程学生
募集人数 西早稲田 50名、IPS 20名(先着順)
講演記録 (PDF)

講演内容

タイトル: スマーターシティ実現のためのソーシャルメディア分析
概 要: ソーシャルメディアに人々が投稿するメッセージには、その人の考えや感情のほか、事件・事故などの目撃情報、ならびに時間や位置などの情報も付与されていることが期待できます。このような情報を分析することで、災害や人災の発見をしたり、自治体や企業が今後の方針を決めるための情報を得たりすることが可能になります。本講義ではソーシャルメディア分析の技術的な解説と共に、「スマートな都市」を作るためにどのように活用できるかといったことを、今後の可能性も含めてお話致します。
講演者 略歴: 1999年日本アイ・ビー・エム(株)入社。以後、同社東京基礎研究所において自然言語処理の研究に従事。テキスト・マイニング・ツールIBM TAKMIの研究開発において、品詞管理や辞書作成などを担当した。昨今では、電子メールや掲示板など人 と人のコミュニケーションの文書を対象としたコミュニケーション分析などを行っている。近年ではITを活用した災害からの復興や減災、リスク管理を実現する「レジリエント工学」の分野にも関わっている。このほかに著書として「チャンス発見の情報技術(東京電機大学出版)(共著)」、訳書として「情報検索の基礎(共立出版)(共訳)」「Google Hacks 第2版、第3版(オライリージャパン)(共訳)」がある。

 

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